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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000007-tsuka-ent
7月10日17時0分配信ツカサネット新聞最近民放のテレビ番組で、はいだしょうこさんを見かける事が増えた。「誰それ。」そう思う方も少なくは無いだろう。それもそのはず、彼女はこの3月までNHK「おかあさんといっしょ」の歌のおねえさんだったからだ。さて、そのしょうこおねえさん。舌足らずな喋り口調の上に、少々純粋すぎて“天然”と勘違いされるフシがある。「この声でホントに歌が歌えるの。」などと野暮なことを考える人も居るかもしれないが、いやいやとんでもない。何しろ月曜から金曜まで、連日放送されるNHKの「うたのおねえさん」に抜擢されるほどなのだから、耳障りな歌うたいでは話にならない。それに彼女は宝塚歌劇団出身。その実力は折り紙付きということだ。普段「おかあさんといっしょ」を観ることのない視聴者にはピンとこない名前でも、小さいお子さんの居る家庭のママさんやパパさんにとって、それこそどんなタレントよりも馴染み深い人でもあるだろう。何せ毎日のように顔を観て、歌を聴いているのだから……。ちなみに、彼女しかり同番組に出演しているおにいさん、おねえさん達は、民放はもちろんのこと、NHKの他の番組にも出演出来ないと以前どこかで小耳に挟んだことがある。しかも恋愛ご法度、海外旅行もダメ、交通ルールは当然守らなくてはならない(これは当たり前ですが)。とにかく厳しい締め付けの中で、子供たちのために連日笑顔を見せて歌い、踊ってくれているのだ。無駄遣いのために歌い踊るどこかのお偉いさん方に、つめの垢を煎じて飲ませてやりたい。ところで、「おかあさんといっしょ」はご存知の通り子供向け番組。子供でも居ない限り、大人が好んで観るような番組ではない。だが、一度その世界を知ってしまうと、これが非常に面白い世界なのである。番組内容は広く国民になじみのある童謡や唱歌を、手遊びを交えて子供たちと歌ったり、踊ったりするほか、「ぐ〜チョコランタン」というキャラクター劇。体操のおにいさん、ダンスのおねえさんによる子供たちとの共演。個性的なキャラが揃う短編アニメーション「でこぼこフレンズ」、長寿コーナーの「はみがきじょうずかな」「パジャマでおじゃま」など、こうして並べるといたって子供向けの教育番組ではあるが、中でも特筆すべきは「今月の歌」だ。「今月の歌」は、毎月入れ替わる同番組のオリジナルソング。必ず毎日流されるヘヴィローテーションなので、子供だけでなく親御さんたちも自然と覚えてしまうはずだ。そして、それら歌の数々には、隠れた名曲が沢山存在する。1999年に当時の歌のおにいさん、おねえさんだった、速水けんたろう、茂森あゆみの二人が歌い、爆発的ヒット曲となった「だんご三兄弟」も、この番組から生まれたオリジナルソングの一つである。そんな数多くの名曲を送り出してきた「今月の歌」の中で、私が特に気に入っている曲は2006年4月の曲。「ぼよよん行進曲」(歌詞・作詞 中西圭三・田角有里 作曲 中西圭三 編曲 小西貴雄)歌っているのは前述のはいだしょうこさんと、同じくこの3月で卒業した、笑うと目が細くなるナイスガイ、今井ゆうぞうおにいさん。この「ぼよよん行進曲」、作詞作曲の名前を見て「おやっ。」と感じる方もいらっしゃるだろう。そうです、かのヒット曲「WOMAN」の中西圭三さんなのです。曲のテンポも心地良いが、何よりも歌詞が秀逸。子供に向けられた分かり易い言葉を用いた歌詞ではあるものの、世知辛いストレス社会を歩む大人だって勇気付けられる、そんな前を向いて歩いて行けるメッセージソングなのである。その他にも「おひさまクリーム」、「ぼくときみ」、「あさごはんマーチ」、「きみのこえ」、最近では5月の今月の歌だった「まんまるスマイル」などなど、“子供向けソング”と簡単に切って捨てるにはおこがましい名曲が目白押し。番組を観たことのある皆さんの中にも、お好みの「今月の歌」があるのではないだろうか。このように、巷に氾濫する上っ面だけのメッセージソングよりも、よっぽど奥深く、愛情を感じる音楽が楽しめる「今月の歌」は要チェックなのだ。さらに、これらオリジナルソングと共に、出演するおにいさん、おねえさんたちの人間性やキャラクターが、端々のコーナーで垣間見えるのもまた一興。「ゆうぞうおにいさん体硬いなぁ。てか、コミックソングの時は妙に気合い入ってないか。」とか、「まゆおねえさんのダンスはやっぱりキレがあるなぁ」とか、「よしおにいさんの顔はつくづく変幻自在だなぁ」とか、「たくみおねえさんは可愛いけど、どっちかといえば80年代のアイドル顔だなぁ」とか、「だいすけおにいさんは……頑張って。」とか。ついついテレビに向かって自然とツッコミを入れてしまうことも……。ちょっと奥深くをのぞいてみると、意外な面白さを発見できる番組。それが「おかあさんといっしょ」なのである。ありきたりなバラエティ番組も結構だが、たまにはこうした良質の教育バラエティ(。)番組を大人が観ることで、童心に返り、わが身を振り返る事によって、少しは物事に対し優しくなれるのではないだろうか。そう考えると、この番組のタイトル「おかあさんといっしょ」が示す本当の意味に、気づく事ができるのかもしれない。子供番組
[引用元:Yahoo[ツカサネット新聞]]
